スラッシュアックスをこよなく愛するハンター、あくすらです。
モンハンにおいて火力を出すうえで避けて通れないのが会心です。
しかし最近になってスラアクは会心がいらないのでは?という議論がたびたび起きます。
なぜそんな話が出てきたのか?果たして本当にスラアクに会心はいらないのか?
今回はその件について僕なりの見解を述べていきます。
スラアクに会心はいらない?会心が乗らない攻撃とは?
そもそもなぜ最近になってスラアクに会心はいらない、という話が出てきたのか…。
それはライズからスラアクに会心が乗らない攻撃が増えたせいです。
ライズ、サンブレイクにおけるスラアクの会心が乗らない攻撃は以下の通り。
・属性解放突き、零距離解放突きの最後の爆発ダメージ
・飛翔竜剣の爆発ダメージ
まずは高出力状態時の追撃です。
高出力状態自体はワールドからありましたが、実はワールドの追撃は属性ダメージが-65%の減算補正がかかっていました。
ライズからはこれが撤廃されて100%乗るように。
更に高出力状態時に斧モードでも追撃が発生するようになったこともあって、スラアクの攻撃における追撃のダメージ割合が大幅に増えました。
追撃には会心が乗らず、属性ダメージの割合が大きくなったのなら、会心は重要じゃないのでは?
ということですね。
次は属性解放突き、零距離解放突き、飛翔竜剣の爆発ダメージですね。
使用頻度の少ない属性解放突きはともかく、零距離解放突きからの飛翔竜剣は強力でよく使われるコンボです。
一発の爆発ダメージも大きいものとなっており、スラアクの重要な火力源といえるでしょう。
以上のことからスラアクには会心を盛るよりも攻撃を盛ったほうがいいのでは?
という意見が出てきたというわけです。
これに対する僕の回答は…スラアクでも会心はできるだけ欲しいです。
なんか曖昧な答えだな
モンハンには色んな状況がありますからね…
いくらスラアクに会心が乗らない攻撃が多いからと言っても、会心のダメージ量1.25倍(超会心3なら1.4倍)はモンハンのシステム上とても大きいものです。
会心が乗らない部分が多くても軽視していいものでもありません。
ならひたすら会心系のスキルを積めばいいのか?というとそれも違います。
会心ばかりで攻撃力や属性値が足りないと本末転倒です。
ならどうすりゃいいんだよ…
それはこのあと詳しく解説します
大雑把に言うとワールドやアイスボーンに関しては普通に会心を盛ったほうがいいですし、ライズは装備とスキルの関係上そもそも盛りたくてもあまり盛れないので、弱点特効3で最低限の会心を確保するだけでいいです。
これらの作品では特に考える必要も少ないんですが、サンブレイクのスラアクは様々なビルドが存在するので会心を盛るか盛らないかで悩まれてる人が多い印象です。
なので今後はサンブレイクのスラアクの会心についての話が中心になるのでご注意ください。
会心100%は絶対に必要か?スキルの取捨選択を考えよう
まずモンハンにおいて「会心を盛る」とはどういうことなのかですが…。
これは一般的には「会心100%で超会心3も付ける」ということです。
あくまで目標であり、実際はスキル枠の関係上無理なこともあります。
それに生存スキルと火力スキルをどれだけ積むのかは個人のプレイスタイルよっても変わってきます。
最終目標が「会心100%超会心3」なのであってこれ未満でも会心盛りなことには変わりありません。
特にスラアクは他武器より会心の影響が少ない武器ではあるので、スキル枠の関係上超会心が削られることはよくあります。
ちなみに弱点特効3は非常にコスパがいい火力スキルなので、基本的にほとんどのビルドでも採用されます。
装備を組む際はまず弱点特効3で会心50%を確保してから、さてどうするか…と考えるところから始まります。
ここで大事になってくるのが装備を組む際のコンセプトです。
例として火属性特化の装備を組むとします。
当然この装備は「火属性が弱点のモンスターに大して最強の火力」である必要があるわけです。
「火属性が弱点のモンスターに大して最強の火力」でないと物理スラアクでいい、となってしまいますからね。
ここで攻撃力も!会心も!属性値も!とあれもこれも、と欲張ると半端な火力になります。
この場合はまずは属性値を盛ってから会心率や攻撃力を伸ばして調整しましょう。
とはいえサンブレイクの最終的な環境ではスキル枠に余裕があり、錬成や護石次第で欲しいスキル全部盛りも可能になってますが…。
サンブレイクの会心スキルは選択肢が豊富で悩むと思うので、次の項目で詳しく触れていきます。
サンブレイクにおけるスラアク会心装備構成の考察
スキル構成を考える前にまず前提として弱点特効3は基本的に付けます。
理由は50%という大きな効果量、様々な優秀な装備に付いている、レベル3と最大レベルが低いという点でこれ以上のスキルはないからです。
まずは弱点特効で50%を確保したうえで、残りの会心率を見切り+その他のスキルで稼ぐのが定番ですね。
とはいえ弱点特効も万能のスキルではありません。
肉質45以上の弱点部位でないと効果が発動しませんし、そもそも弱点部位がほとんどなく、少ない弱点部位も殴りにくい場所にあるモンスターも一部います。
また弱点部位を的確に殴れるかは個々のプレイングスキルに依存します。
幸いサンブレイクには会心率上昇手段が豊富にあるので、効率は悪くなってしまうものの弱点特効抜きでも100%近くに持っていくことは可能です。
例:見切り7(40%)+狂竜症【蝕】1(20%)+渾身3(30%)=90%
プレイスタイルは人それぞれですので、自分に合ったスキル構成を考えてみましょう。
以下で弱点特効以外の優秀な会心スキルを紹介してますので参考にしてください。
見切り
スキルレベルに応じて会心率を上げるシンプルなスキルです。
効果量は以下の通り。
見切りレベル | 会心率 |
1 | +5% |
2 | +10% |
3 | +15% |
4 | +20% |
5 | +25% |
6 | +30% |
7 | +40% |
上昇量のわりにやや重いスキルですが、他の条件付きの会心率アップスキルと比べると無条件で常時発動してる安定感が強みです。
現在では優秀なリバルカイザー装備や達人珠Ⅱが実装されたことで付けやすくなり、スラアク装備でもよく採用されています。
リバルカイザーホーンとリバルカイザーメイルだけで弱点特効2と見切り5が付くので会心盛りはかなり楽になりました。
攻勢
毒、麻痺、属性やられ状態のモンスターに攻撃すると攻撃力と会心率が上がるスキルです。
効果量は以下の通り。
攻勢レベル | 攻撃力 | 会心率 |
1 | +10 | +0 |
2 | +10 | +10 |
3 | +15 | +20% |
麻痺と属性やられを維持することは不可能なので、実質毒武器専用のスキルと言えるでしょう。
毒スラアクは非常に強力なので、スラアクではよく使われるスキルです。
レベル3の効果量が多いので、採用する際は中途半端に積まずにレベル3にしましょう。
狂竜症【蝕】
大型モンスターに発見された時に、狂竜症に感染して攻撃力などの多種のステータスが上昇するスキルです。
この状態のままでいると発症して被ダメージが増えてしまいますが、モンスターを攻撃することで克服して体力の赤ゲージが全て回復し、一定時間会心率が上昇します。
感染時にHPが減り続けるデメリットこそありますが、伏魔響命ほどではないのであまり気になりません。
このスキルは多くのステータスが変動し、全部説明すると話が長くなってしまうので今回は会心率のみ解説します。
克服時の効果量は以下の通り。
狂竜症【触】レベル | 会心率 | 効果時間 |
1 | +20% | 60秒 |
2 | +25% | 60秒 |
3 | +25% | 90秒 |
レベル1の効果量が非常に多く、レベル上昇の恩恵が薄いスキルなのでレベル1だけ採用されることが多いです。
とはいえレベル3の克服時間の延長も強いので積む余裕があるなら悪くはないです。
ヴァチスコイル(女性はプラグマコイル)が、狂竜症【翔】1、狂竜症【蝕】1、弱点特効2、スロット④②と超優秀なためよく使われています。
強力なスキルではありますが、感染と克服状態を繰り返すため会心率は不安定になるので注意しましょう。
奮闘
体力の赤ゲージ部分が長いほど会心率と属性値が上昇するスキルです。
レベル3でかつ最大効果の時のみスタミナ消費がゼロになるという効果もあります。
上昇値は以下の通り。
奮闘レベル | 属性値 | 会心率 |
1 | 1.05倍 | 5% |
1(効果最大時) | 1.1倍 | 10% |
2 | 1.1倍 | 10% |
2(効果最大時) | 1.15倍 | 15% |
3 | 1.15倍 | 10% |
3(効果最大時) | 1.2倍 | 20% |
わずかでも赤ゲージが出ていれば基礎効果は得られるので意外と発動条件はゆるめ。
最大効果は体力の6割が赤ゲージの時に得られます。
体力が全て赤ゲージに転化される狂化とセットで使うのが一般的です。
この狂化奮闘ビルドは物理スラアクでは奮闘の属性値上昇が腐ってしまうため、強属性ビンスラアクの属性特化で組みましょう。
また体力が減り続ける伏魔響命とも相性がいいです。
挑戦者
戦闘中にモンスターが怒り状態になると攻撃力と会心率が上昇するスキルです。
効果量は以下の通り。
挑戦者レベル | 攻撃力 | 会心率 |
1 | +4 | +3% |
2 | +8 | +5% |
3 | +12 | +7% |
4 | +16 | +10% |
5 | +20 | +15% |
正直コスパが悪く、モンスターが怒ってない時は効果がまったくないため、他の会心上昇系スキルと比べると優先度はかなり低いです。
限界まで火力スキルを積んでもまだ枠に余裕がある、護石や錬成におまけで付いてきた、以外ではわざわざ付けることはないでしょう。
ちなみにアイスボーンのころは非怒り時のクラッチぶっ飛ばしからの強制怒り移行の仕様で常にモンスターが怒ってたのでよく使われてました。
渾身
スタミナ満タン状態を3秒維持すると会心率が上昇、スタミナを消費してしまうと1秒で効果が切れるというスキルです。
効果量は以下の通り。
渾身レベル | 会心率 |
1 | +10% |
2 | +20% |
3 | +30% |
条件が厳しくかなり使いにくいスキルでしたが、アップデートで天衣無崩が登場したことで状況は一変しました。
天衣無崩3にはスタミナ消費無効の効果があるので、天衣無崩を維持できれば渾身も同時に常時発動してる状態になるのでかなり強力です。
④スロットに渾身珠Ⅱを付けるだけで会心率20%アップできるので、天衣無崩採用型のビルドならおすすめのスキルです。
まとめ
今回はモンハンで火力を出すうえで重要な会心のお話でした。
ライズ、サンブレイクのスラアクは会心が乗らない攻撃が多いですが、それでも会心を軽視してはいけません。
物理ビルドなら攻撃力、属性特化なら属性値を確保したうえで会心はできるだけ盛りましょう。