スラッシュアックスをこよなく愛するハンター、あくすらです。
今回は刃鱗磨きのお話です。
サンブレイクでセルレギオスが復活した際、このモンスター専用のスキル刃鱗磨きも復活しました。
モンハンの切れ味系スキルと言えば業物か剛刃研磨が定番ですが、刃鱗磨きも負けず劣らず強力なスキルです。
選択肢が増えたことでどれを使えばいいのか悩まれてる人も多いかと思うので、刃鱗磨きの性能とおすすめレベル、相性のいいスキルなどをまとめて解説します。
それでは行きましょう!
刃鱗磨きの効果と発動条件
刃鱗磨きはXXとサンブレイクで登場したスキルですが、効果は大きく違うので今回はサンブレイク版の刃鱗磨きの解説になります。
効果は回避成功時にレベルに応じた確率で切れ味やボウガンの弾を回復するというもの。
(ガンナーは他にも効果がありますが、当記事はスラアク使用時の解説なので省きます)
切れ味回復量はレベルに関わらず20回復。
効果発動確率は以下の通り。
回避成功時とは言っても、回避の無敵時間とモンスターの攻撃判定が重なった瞬間に効果が発動するため、回避できてないけど刃鱗磨きは発動している、という状況もあります。
実演するとこんな感じです。
刃鱗磨きの仕様解説用動画 pic.twitter.com/zEuARWaj6Y
— あくすらxx@スラアク専門ハンター (@akusuraxx) November 9, 2023
動画では攻撃を食らってしまってますが、ちゃんと刃鱗磨きが発動してることが分かりますね。
もちろん回避できるに越したことはないですが、被弾覚悟で無理矢理モンスターの攻撃に飛び込んでも効果は得られることを知っているとより使いやすくなります。
詳しくはまた後で解説しますが、この仕様上アーマーを付与できる剛心とはとても相性がいいです。
スラアクと刃鱗磨きの相性
スラアクと刃鱗磨きの気になる相性は…めちゃくちゃいいです!
今までのモンハンでは回避スラアクというとあくまで防御・生存面に特化したものでした。
しかしサンブレイクからは回避することでバフを得られるスキルが多く追加されたため、回避に特化しつつ火力も高いというビルドが可能になりました。
サンブレイクで追加された刃鱗磨きと相性のいい要素を一つずつ解説します。
ワイヤーステップ
刃鱗磨きにとっておそらく一番大きい追加要素がワイヤーステップです。
ワイヤーステップは鉄蟲糸技ですが、回避性能や回避距離の影響を受け、刃鱗磨きなどの回避発動系のスキルも適応される特殊な技です。
要は通常のローリング回避と同じ扱いになっています。
ワイヤーステップの無敵時間はかなり長いため、自らモンスターの攻撃に突っ込んでいって能動的に刃鱗磨きの効果を得る、といったことも可能。
モンスターの攻撃にローリングで飛び込むのが怖い、という人でもワイヤーステップで気軽に回避スラアクを楽しめるようになったのはものすごく大きいですね。
サンブレイクでスキルがたくさん積めるようになった
刃鱗磨きを運用するうえで重要になってくるのが無敵時間を伸ばすスキル、回避性能です。
サンブレイクでマスターランクになったことで大量にスキルを盛ることができるようになり、回避性能も無理なく積めるようになりました。
特に回避性能5が付いているアマツ頭の存在が大きいですね。
それ以外でも傀異錬金術・円環で指定すれば、回避性能4や5が付いた護石はボロボロ出ます。
火力スキルをそれほど削ることなく回避性能を積めるうえに、回避することで明確なメリットが得られるスキルが増えたことで、サンブレイクにおける回避スラアクは非常に強いです。
サンブレイクで追加された他のスキルと相性がいい
サンブレイクでは刃鱗磨き以外にも回避成功時に効果を得るスキルが大量に追加されました。
一定時間状態異常が100%発動するようになる状態異常確定蓄積、攻撃力が上がる巧撃などと組み合わせて回避するとまとめて発動するのでとても強力です。
また、アーマーを付与できる剛心とも相性がいいです。
先ほども言いましたが、回避発動スキルは攻撃を食らってしまっても発動するため、回避できずに剛心のアーマーで受けた時でも発動します。
剛心ゲージが溜まっているなら失敗した時の保険になるので積極的に回避しに行くといいでしょう。
刃鱗磨きのおすすめレベル
刃鱗磨きのおすすめレベルですが、切れ味ケアを刃鱗磨きのみに頼るのであれば最低でもレベル2は欲しいところです。
レベル1の50%は数値だけ見るとわりと高そうに感じますが、実際に使ってるとだいぶ不安定な発動確率です。
刃鱗磨きをレベル1で使うなら業物や天衣無崩のおまけで付けるのをおすすめします。
刃鱗磨きレベル1を付けるだけでも業物は切れ味の持ちが大幅に良くなりますし、天衣無崩は常時発動するのが難しいという人でも刃鱗磨きと一緒に使うことである程度補えるでしょう。
問題の刃鱗磨きをどうやって付けるかですが、傀異錬成と護石を除くなら装飾品一択です。
セルレギオスの防具にも付いてますが、はっきりいって防具が弱すぎるので装飾品などで付けたほうがいいです。
2スロットでレベル1、4スロットでレベル2が付けられるので他スキルとの組み合わせで選びましょう。
レベル3を付けようとするとスロット的に重くなってしまうのであまりおすすめはしません。
とはいえ100%発動の安心感も大きいので、実際に使ってみて自分にあったレベルを選ぶといいと思います。
スラアクにとって刃鱗磨きと業物、剛刃研磨はどれがいい?
サンブレイクの最強切れ味スキルは天衣無崩ですが、全てのビルドをこのスキルだけでOKというわけでもありません。
装備の関係上天衣無崩と両立できない血氣覚醒ビルド、回避と相性がよくない狂化ビルドなどがそれに当たります。
この場合の切れ味スキルはどれがいいのかを考えてみましょう。
まずは剛刃研磨ですが、これは非常に安定した効果のあるスキルです。
一定時間切れ味消費ゼロになるのは零距離解放突きなどで大量に切れ味を使うスラアクとは相性抜群。
定期的に研ぐ必要があるので、砥石使用高速化もセットで運用することになりますが一番おすすめのスキルです。
次は業物ですが、正直これ単品ではサンブレイクスラアクの切れ味消費には耐えられません。
なのでもし業物を採用するなら刃鱗磨きレベル1をこれにプラスすることを推奨します。
とはいえこれでも紫ゲージが短めの普通のスラアクではキツいので、シムタスルトや刻銀の裂斧などの紫ゲージの長い武器と組み合わせるといいでしょう。
最後に刃鱗磨きですが、これのみで切れ味をなんとかしようとする場合は最低でもレベル2、できればレベル3が欲しいところです。
とはいえこれでも厳しいシーンはわりとあります。
その理由としましてはサンブレイクでは通常ダウン、特殊ダウン、傀異鈍化、気絶、麻痺などでモンスターが長時間拘束されて、ハンター側が一方的に殴りまくってるような状況が珍しくありません。
一方的に攻撃できるのはいいことですが、こうなると刃鱗磨きの発動チャンスもしばらくやってこないので切れ味がひたすら減り続けてしまうわけです。
なので刃鱗磨きは単品で運用するよりも天衣無崩や業物にレベル1をプラスしてサポート的な使い方が一番強い使い方だと思います。
どうしても刃鱗磨きのみで戦いたい!という人はワイヤーステップで強引に効果発動を狙っていくといいでしょう。
まとめ
刃鱗磨きは回避を主体とした回避ビルドのスラアクと相性のいいスキルです。
比較的低コストで付けられて、切れ味回復量も多い有能なスキルですが状況によってはなかなか発動できない時もあります。
不安定さを覚悟で使うのもありですが、他の切れ味スキルと併用するのも一つの手段です。
実際に自分でも使ってみて好みのスキル構成を探してみてください。