金剛連斧！スラアクのレアな斧技を徹底評価

 

今回はライズから登場した鉄蟲糸技、金剛連斧のお話です。

悲しいことにスラアクはよくスラッシュソードとか言われてます…。

まぁ実際剣を使った技のほうが多いんですが、金剛連斧は珍しく斧技です。

果たして金剛連斧でスラッシュアックスのアックス部分は輝けたのか？

徹底的に検証していきます。

金剛連斧とは？

金剛連斧はライズ、サンブレイクでのみ使える鉄蟲糸技です。

モーションは、前方に翔蟲を設置して引っ張られながら斧を大きく振り回して、最後は叩きつける突進技。

カタログスペックは以下の通り。

 

クールタイムもスラアクの技の中では比較的短めで、アーマーのおかげで発動を潰されることもないので全体的に使いやすい印象ですね。

金剛連斧の使用目的はやはりアーマーを活かす立ち回りです。

ライズでは乏しいスラアクの防御面を補助し、ダメージはある程度食らってしまうものの、モンスターの攻撃をアーマーで耐えて強引に切り込むことができます。

また咆哮回避も長いアーマーで簡単に行えるのも大きな利点でしょう。

突進距離はそこまで長くないものの、モンスターとの距離をつめつつ攻撃することも可能。

更に金剛連斧は専用の派生技が用意されていて、金剛連斧直後に△で横斬り、△+移動スティック後方入力で斧薙ぎ払いに繋がるようになってます。

横斬りはモーション値が高く斧縦斬りと同じになっており、斧薙ぎ払いは通常のものから1段目が省略されたものになってます。

金剛連斧のモーション値

金剛連斧のモーション値ですが、

 

以上の合計132です。

これだけだと分かりづらいと思うので、スラアクでよく使う技と比較するとこんな感じ

剣縦斬り32、剣二連斬り28+36＝64、斧変形二連斬り30+60＝90

モーション値132はかなり高いと言えますね。

残念ながら金剛連斧の実戦における火力はそんなに高くありません。

理由は2点あります。

1つは斧を大きく振り回すモーションのせいで、弱点部位以外に当たってダメージが吸われること。

もう1つは突進距離をプレイヤー側が制御できないことです。

遠すぎると当たらないのは当然だからいいとして、近すぎても常に一定の距離を突進してしまうため、実際に使ってみるとかなり当てにくい…。

この2つの理由が合わさって、弱点部位に当てることが難しく、絶妙に火力が出せないことが多いのが難点です。

金剛連斧のアーマーのダメージ軽減効果

金剛連斧のアーマーのダメージ軽減効果は50%です。

効果はかなり高く、弱い攻撃にならゴリ押しできるレベルです。

とはいえ良いことばかりではありません。

ハイパーアーマーは吹っ飛ばないせいで、本来食らわない多段攻撃を全段もらって一瞬で乙る危険性もあります。

特に高難易度の強敵はアーマー対策で多段技を持ってることも多いので過信は禁物です。

金剛連斧と飛翔竜剣はどっちを選ぶ？

金剛連斧の最大の悩みどころ、それは入れ替え技候補が飛翔竜剣…。

飛翔竜剣はハッキリ言ってかなり強いです。

零距離解放突きの着地硬直を無くせる上にダメージも大幅増。

単体で使っても大きくジャンプして回避手段にもなるし、肉質無視の爆発で安定したダメージを与えられ、覚醒ゲージの上昇量も高い。

さらにサンブレイクではワイヤーステップというこれまた強力な技が入れ替え候補になるという…。

競合相手が強すぎて金剛連斧の立場はだいぶ辛いものがありますね。

正直、金剛連斧に強いこだわりがない限り飛翔竜剣（もしくはワイヤーステップ）を選ぶことが多いでしょう。

金剛連斧はサンブレイクでも使えるか？

金剛連斧はサンブレイクで強くなった部分もあれば、相対的に弱くなったところもあります。

まず強くなったところは、新しく登場した血気や劫血やられとの相性がいいところです。

モンスターにダメージを与える度にHPを回復できるので、被弾するアーマーにとっては救世主のような効果。

とはいえマスターランクになりモンスターの攻撃もすさまじくなっています。

いくら劫血やられで回復できるとは言っても、アーマーで雑に戦えばあっという間に乙るので注意しましょう。

一方、金剛連斧にとって悪いお知らせですが…。

一つはただでさえ飛翔竜剣に立場を追われてたのに、追加で強力なワイヤーステップまで来てしまったこと。

疾替え候補も飛翔竜剣とワイヤーステップ、となってしまうことが圧倒的に多いです。

もう一つは、属性充填カウンターの存在や回避関係のスキルが強くなったこと。

回避性能は月光【手甲】で簡単に付けられるし、巧撃や状態異常確定蓄積のように回避することで大きなメリットがあるスキルも出てきました。

属性充填カウンターは、モンスターの攻撃を無効化しつつ、大火力と強制高出力と圧倒的なリターンが見込める技です。

ガンガン攻めることを基本としていたスラアクにとって、「待ち」と「攻め」を両立させた属性充填カウンターは革命的な技でした。

サンブレイクになってアーマーごり押しが時代遅れ感のある戦い方になってしまった印象ですね。

金剛連斧の長所と短所のまとめ

金剛連斧の長所と短所をまとめると以下の通りです。

 

 

残念ながら環境の問題で現状では使われることが少ない技という印象ですね。

とはいえ技の性能自体は高いですし、サンブレイクで被弾を帳消しにできる強力な回復スキルなども増えてるので、問題なく使えるスペックだと思います。