スラッシュアックスをこよなく愛するハンター、あくすらです。
モンハンで近接武器を使う際に真っ先に考えることが切れ味の管理です。
切れ味管理をきっちりするかどうかで火力は大きく変わってきます。
安定した切れ味維持のためには専用のスキルに頼ることになりますが、その中でも剛刃研磨は特に使いやすく強力な効果が見込めるスキルと言えるでしょう。
今回はそんな剛刃研磨の性能と効果時間、スラアクとの相性、適切な運用方法についてのお話です。
それでは行きましょう!
剛刃研磨の性能と効果時間
剛刃研磨は砥石を使用した直後から一定時間切れ味が全く減らなくなる効果のスキルです。
効果時間は以下の通り。
効果時間はやや短めに感じるかもしれませんが、効果時間中は何をやっても切れ味が減らないのはかなり強力。
とはいえある程度長い紫ゲージ(白ゲージ)を持ってる武器や、そもそも手数が少なく切れ味をあまり使わない武器種とは相性がそれほど良くありません。
業物などのほうがいい場合もあるのでケースバイケースですね。
剛刃研磨は一般的には切れ味消費の激しい武器種で、紫ゲージ(白ゲージ)が少しだけある武器を使う際によく採用されるスキルです。
推奨レベルは最大の3一択で、それ以下で使うのはさすがに効果時間が短すぎるのでやめましょう。
レベル3であっても90秒しかもたないため、戦闘中も研ぐ必要が出てきますので砥石使用高速化もセット使うことになります。
そのため他の切れ味スキルに比べると、コストが少し重く感じてしまうのと、こまめに研ぐのがめんどくさいという点はマイナスですね。
とはいえその欠点を差し引いてもなお強力なスキルなことには違いないでしょう。
ライズ・サンブレイク以前と以後の剛刃研磨とスラアクの関係とは?
昔のスラアクはどちらかというと手数が比較的少なめで、切れ味管理にはあまり困らない武器でした。
しかしライズからは状況が一変し、一気に切れ味管理に悩まされる武器となりました。
ここでは作品ごとのスラアクの切れ味問題について詳しく解説します。
ワールド時代
ワールドに入ってスラアクは大幅改修をされましたが、手数自体はあまり変わらず切れ味管理に関してはいつも通り。
また、新技の零距離解放突きも多段ヒットするのになぜか切れ味消費が1という仕様のため、非常に切れ味に優しい武器でした。
更に言うとワールド最強防具のドラケンには達人芸(会心時に切れ味消費ゼロ)が付いており、剛刃研磨の出番は一切なかったと言っても過言ではありません。
アイスボーン時代
アイスボーンになってからも零距離解放突きは相変わらず切れ味消費1なうえに、新技のクラッチクローで貼り付いてからの零距離解放突きが強かったため、またしても切れ味で悩むことはありませんでした。
装備の関係上スラアクで達人芸が採用されることは少なくなりましたが、その代わり非常に長い白ゲージを持つ悉くを滅ぼすネルギガンテのスラアク、断滅の一閃【破】なども登場。
その後のアップデートでも切れ味が優秀なものが多く、剛刃研磨を使うほどのものはありませんでした。
付けるとしても業物で充分という感じですね。
最終段階の話になりますが、ミラボレアスの装備にはデフォルトで業物が付いていました。
ライズ以降
これまで作品では切れ味に悩まされることが少なかったスラアクですが、ライズからは状況が一変します。
ワールド以上に軽快に動けるようになったため、手数が激増。
当然切れ味消費も多くなります。
それに加えて零距離解放突きが見た目通りの切れ味消費になってしまったので、一気に切れ味問題に悩まされる武器に…。
そういった理由でスラアクにおける剛刃研磨の需要は一気に高まることになりました。
剛刃研磨の効果時間中は激しい切れ味消費を気にすることなく零距離解放突きを使えますからね。
サンブレイクでは新スキルが大量に増えましたが、剛刃研磨は使いやすさと安定した効果でいまだに地位は保っています。
剛刃研磨と業物、天衣無崩はどれがいい?
ライズではほぼ剛刃研磨一択といった感じですが、サンブレイクは他にも選択肢があります。
特にアマツマガツチの防具に付いてる天衣無崩は非常に強力です。
とはいえアマツ防具にしか付いてないスキルなのでビルドが固定されてしまうという欠点もあります。
その場合はどのビルドでも付けられる剛刃研磨を採用すべきですね。
業物に関してはサンブレイクの最終武器候補でピッタリと相性がいい武器がないのでこれ単体で運用は正直ちょっと難しいと思います…。
業物単体ではキツいですが、ある程度切れ味の優秀なスラアクなら刃鱗磨きと一緒に使うとなかなかいい使用感になります。
業物レベル3+刃鱗磨きレベル1みたいな感じですね。
こちらの刃鱗磨きの記事も参考にしてみてください。
とはいえ無理をして業物や刃鱗磨きを使うこともないので、特にこだわりがないならビルドによって天衣無崩と剛刃研磨の二種類を使い分ければいいでしょう。
剛刃研磨の運用が楽になる強化持続タイマー法
※この方法は主にライズで使用することをおすすめします。
後述しますがサンブレイクではうまくいかないことがあります。
剛刃研磨って強いけど研ぐタイミング分かりづらいよな
なんかいつの間にか切れてるし…
スラアクの場合は研ぐタイミングわかりやすいですよ
スラアクと剛刃研磨の相性がいい理由がもう一つあります。
それは強化持続で延長した高出力状態の時間と剛刃研磨の時間が同じことです。
剛刃研磨レベル3と強化持続レベル3、どちらも同じ90秒。
これを利用して研ぐタイミングを測ります。
実戦的に考えると、
①モンスターに近づく前に研いで剛刃研磨発動(90秒)
②モンスターに攻撃を当てて高出力状態(90秒)
③高出力状態が終わったら剛刃研磨も終わってるので、研いで再度剛刃研磨発動(90秒)
こんな感じでいい戦闘の流れが作れます。
高出力状態になるまでの時間はプレイヤースキルによる個人差がありますが、あまり気にしないでいいです。
高出力が切れるよりだいぶ早めに剛刃研磨が終わっていたとしても、切れ味があっという間に青ゲージあたりまで行ってしまうわけではありません。
この方法はあくまで高出力が切れる=研ぐタイミング、という目安を作ることが目的です。
「剛刃研磨そろそろ切れるかな~いつ研ごうかな~」、なんてことを戦闘中に考えなくていいので、かなりストレスフリーです。
ぜひ一度やってみてください。
また、強化持続レベル2は72秒なため、レベル3よりも剛刃研磨の切れるタイミングと合いやすいです。
レベルはお好みで調整しましょう。
最後になりますが、この方法には注意点があります。
サンブレイクで登場した属性充填カウンターは高出力時間の延長ができるようになっているため、カウンターで上書きするとこの方法は使えません。
積極的にカウンターを使用する戦闘スタイルの場合は注意しましょう。
まとめ
ライズ以降のスラアクに付きまとう切れ味問題を解決する方法として、剛刃研磨はかなり有力です。
悩んだら取りあえずこれを付けておけばOK、といえるくらいのスキルですね。
さすがに天衣無崩には敵いませんが、剛刃研磨にはどのビルドでも使えるという汎用性の高さがあります。
それぞれの長所を活かして使い分けることが重要です。